近頃、世の中に失望しかけていた。
しかし、最近それを見直す出来事があった。
運転免許証を落とした
自分でも驚いのだが、いつも入れている定期入れになかった。どういうわけか。
駅で落としたのか、街中で落としたのか。皆目見当がつかない。
なにより、運転免許証を落としたことよりも、落として数日間気づかなかったことのほうに驚いた。
そこまで、私にとって運転免許証は必要な存在でもなかったというのか。
ともあれ、警察に届け出をすることにした。
遺失届というものだ。警察で落とし物をしたというと、渡される。正確に言うと、書類を書き、現時点でお届けがないと、番号を控えた用紙がもらえる。
街中で落とした場合、悪用されるかもしれない。そうなったら、早急に再交付の手続きを得なくてはならない。手数料が痛い出費だと思った。
東京メトロから通知がきた
一瞬何事かと思った。
通知書の中身は、拾得物の中にあなたの氏名と住所があった。心当たりがあれば、取りに来い!!(実際ここまで高飛車ではないが・・・。)
驚きはあった。見つからないとばかり思っていたのでほっと胸をなでおろした。
なにより、届け出てくれた人がいたことに感謝した。名も知らぬ人ありがとう!!!!
いざ、受取へ
飯田橋駅にある忘れ物総合取扱所まで向かった。ふと、受取までの交通費はどうなるのか、電話口で尋ねた。駅員にそのためを伝えると、切符が発行されるとのこと。
これだ。
注意点としては、駅員に提示しなければならないこと。(当たり前かもしれないが・・・。)
飯田橋駅まで乗り継ぎ、取扱所まで向かう。
時間にして10分ほど歩いただろうか。
あった。
入口を見つけ、中に入ると順番待ちの発券機があった。券をとり、席に座る。先客は一人。鞄をなくしたようだった。
私の番になり、通知書をみせる。少し待つと、数日ぶりの運転免許証とご対面。無事、終了。
まとめ
原本は個人情報のかたまりなのでご遠慮いただきたい。フィクションではなく事実です(なんの弁明だろ?)
最後に疑問に思ったことがあった。
受け取りの際、身分証明書の提示が必要の但し書きがあったはずだ。だが、受け取りのさい、何もせずに渡された。(顔写真の見比べはあったが)
もし、なりすましで受け取りに来た場合、どうしていたのだろうか。そのまま、渡していたのだろうか。
ともあれ、戻ってきてよかった。次はなくさないようにしなくては。