私が参加した日程は2024年(令和6年)1月6日だが、ネタバレやこれから参加する人たちの気持ちを削がないためにも、全日程が終了した後に書き留めています。既に参加した人たちと意見が違うかもしれませんが、大目に見てもらいたい。
コンサートの感想はファン歴の長い先輩方に任せて、私個人は心に残ったことを書いてみたいと思う。なお、敬称は省略させてもらいます。あしからず。
心に残った言葉
浜田省吾は自らの職業をソングライターと名乗った。その理由を、誰かの手紙の代筆だと述べた。シンガーではない。ライターというのだから、書き手としての生業を主張している。例えば、シナリオライター。作品に関わっているが、あくまでも脇役として作品の道筋を担当している。
あえていえば、作品とは距離をとれる立場にいる。
一般的に、作品は歌手のメッセージとして認知されるが、あえて切り離そうとしているようにもみえる。
なぜそんな定義づけが必要なのだろうか。
奇しくも同じレーベル(SME)に後輩の尾崎豊という歌手がいた。彼は自ら名乗ったわけでもないのに若者の代弁者というレッテルを張られた。
尾崎豊自身そのことに苦心して、あるコンサートでは「俺はもう若者の代弁者でもない」と語ったほど。
直接的な理由ではないにしても、自ら名乗ることで、浜田省吾自身の生業を提示できるだけでなく、歌詞に込めたメッセージも歪められることなく伝えられると。
そうすることで、世間とのバランスをとっているのではないか。あくまでも邪推にすぎないがそう思えた。
公演の感想
後日、ホームページにて感想を投稿しました。生意気にも物言いをつけていますが、御堪忍下さい。
なお、ON THE ROAD2023のホームページは、2024年2月29日17時までなので、お早めにご閲覧を!