旧川崎球場を訪ねて~記憶遺構の照明塔編~

球場訪問

2021年(令和3年)某日、旧川崎球場(現:富士通スタジアム川崎)へ向かった。
現存する照明塔、グリーンカバー、バックネットがかつてここで野球場があったことを偲ばせている。そんな中こんなニュースが飛び込んできた。

旧川崎球場 照明塔、来年度から撤去

うかうかしていられない。今年を逃したら、二度と見られないかもしれない。そう思い、年内で行ける旧川崎球場のイベントを調べた。運よく都合と日程があったので向かうことにした。

ここでひとつ断っておく。私自身、旧川崎球場の姿は知らない。現存していた時期は野球には全く関心がなかったため、かつての思い出話はできない(むしろない)。その点をご了承ください。

撤去される照明塔を中心に載せていきます。

スタジアム探検


かつての姿 列島宝物館より


現在の姿

球場やチケット売り場が消え、青空がぬけている。以外にも駐車場にあるモニュメントは変わらず。これも記憶遺構になるのだろうか。


かつて川崎スタジアムのプレートがあったとされる門


正門から望む現在の姿


事務室近くから撮影


真下から


現在の正面口。正式名称は富士見球技場。


スタンド上段からの景色


かつてのバックネット側。現在は芝生席、手前にベンチ席がある。

おまけ

西口付近に時計塔があった。最後の野球開催後に寄贈されたものだ。
余談だが、写真撮影をしている際に、大雨にあった。スタジアム内の撮影のときと雲の色が違うのがわかるだろう。そういえば、「川崎球場は雨の通り道にある」という話を耳にしたことがある。本当なんだとしみじみ感じながら、家路についた。

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