OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展訪問記

イベント

展示があることをNHK NEWSで知った。そこからの行動は早かった。

当日チケットを購入していざ会場へ。

満員の会場

はじめに断っておく。会場内は写真撮影が禁止だった。よって様子はみせられない。

しかし、これだけはいえる。人が途切れることがなかった。没後30年たった今でも尾崎豊を一目見ようとファンが駆けつけているようにも思えた。

展示内容

  • 大学ノートに記された歌詞
  • プライベートスタジオを模したセット
  • ライブ中の写真
  • 色校正されたレコードジャケット
  • 生前持ち歩いていたサングラス、シガーケース、香水
  • ライブで来ていた衣装
  • 当時使用していた勉強机(!?) など

場内では、展示品だけでなく、当時のライブ映像が映し出されていた。小声で口ぐさむ人、食い入るようにみつめる人、当時を懐かしむ人など思い思いの感情で入れ浸っていた。

流れていた曲は、I Love You・15の夜・卒業・FIRE・SEVENTEEN MAP・Forget-me-notの1番のみ繰り返し再生されていた。ほとんどがBIRTHツアーのもので、それ以前のツアーは写真のみ展示されていた。事情は問わないでおこう。

中でも面食らった展示物は、尾崎豊がプロヂューサー須藤晃に対して送った手紙。展示された経緯はわからないが、なかなか生々しいものだった。

気になった点

①共に活動をしていたバンド・ハートオブクラクションの記述がまったくといっていいほどなかった。尾崎豊の展示なのだから当然と思われそうだが、デビューから下支えをして、「愛している(章立て:茫然自失のHeart Of Klaxonから)」と語った彼らの存在が空気になっていたのは寂しいものだった。

 

②Cookieの歌詞の説明で「なにげない日常を歌った反戦・反核の歌」とあったが、それなら核(core)はどうなるのだろうか。扱いがよくわからない。

終わりに

30年経った。本展示がひと区切りとなるみたいだが、尾崎豊の曲は今後も聴いていく。たとえ、こたえなんか見つからなくても。

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