お札と硬貨
4月8日。世間では入学式と騒がしい中、私個人、日本銀行へ出かけた。損傷した紙幣と硬貨の交換をしてもらうためだ。近くの銀行でも出来るのかもしれないが、念のため、製造元に足を運んだ。むしろ、日本銀行を一目見てみたかった。
いざ出発その前に・・・
案内元をみると、窓口へと出かける前に連絡を入れる必要がある。連絡といっても簡単なことだ。「本日、損傷したお金をもっていきます。」そうすると向こうから、注意点と身分証の持参を促される。私は都民なので、直接本部へと出かけた。
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ちなみに交換予定の紙幣と硬貨はこちら。100円玉に関しては言わずもがな。
内部潜入
厳格な建物が並ぶ中あった。今でこそ、高層ビルだの、タワーマンションなどで影に隠れてしまっている。だが、当時木造建築が多い中で、西洋風の建造物を目にした人々にはどう映ったのだろうか。恐ろしさすら覚えたのではないか。
案内板を頼りに北門を目指す。ちなみに、貨幣博物館や要件がある人以外は基本北門みたいだ。
ここでお詫び。潜入と題しながら、内部の写真はありません。如何せん、雰囲気がそうさせてくれなかった。荷物検査を終えて、窓口に行けばやることは簡単だ。誰それが来たと伝えて、所定事項を書き、現物を渡し、番号札をもらい、呼ばれれば、受け取るだけ。流れはこんなもの。ただ、近くに警備員の見張りがいるためか、空気が張りつめている。一言発すだけで、監視されているみたいだった。無論、やましいことなどしていませんのであしからず。
交換された現物はこちら
お気づきだろうか。光り輝く100円玉硬貨と2千円札。そう、2千円札。どこで使えばいいのだろうか。在り難迷惑とはこういうことだ。
総記
厳格な雰囲気に目が行きがちだが、行っていることは普通の銀行業務。ちなみに、キャッシュレスと云われる非現金決済が盛んだが、将来日本銀行の建物は資料館にでもなるのだろうか。